事業紹介
事業の流れ
新エネルギー供給株式会社は一年間に木質チップ20万トン、RPF5.5万トンの燃料を安定的に供給しています。
その保管とタイムリーな供給管理は循環資源株式会社により整えられ、集められた燃料は、再生可能エネルギー発電設備認定を受けた市原グリーン電力(株)によって、CO2排出抑制に寄与する発電を行います。
この一連する事業は、競合し合う多くの企業と異なる分野の企業が、循環型社会形成に向けて共栄する新しいスキームです。
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新エネルギー供給株式会社<燃料供給>
- 【供給量】
- 木質チップ(20万トン/年)
RPF(5.5万トン/年)
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循環資源株式会社<燃料保管・管理>
- 【保管スペース】
- 10,000m3
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市原グリーン電力株式会社<発電事業>
- 【発電規模】
- 49,900kw
木チップ
木チップとは、建設廃木材・製材残材から不純物を除去し、製品及び燃料用として 再資源化した木片のことです。
RPF(Refuse Paper and Plastic Fuel)
紙と廃プラスチック類を主原料とした高カロリーの固形燃料のことです。
石炭に匹敵する能力を持つ燃料に再生するこの方法は、化石燃料に変わる環境型の新エネルギーとして、資源の有効利用と低炭素社会の実現へ貢献します。
間伐材由来・一般木質バイオマス燃料
間伐材等由来木質バイオマス燃料とは民有林の間伐材、国有林の間伐材、森林経営計画認定対象森林からの伐採材等から発生する木片のことです。
一般木質バイオマス燃料とは民有林の皆伐で合法木材証明などによる由来証明が可能な伐採によるものや、製材業の残材から発生する木片のことです。
バイオマス発電 設備フロー
環境保全効果
- ・CO2 : 年間35万トンの削減
- ・化石燃料 : 年間原油換算約10万klの削減
- ・電力 : 約2万世帯分の供給(約2.2kW/世帯)